ウィンドウズ8のおもいで

2013年春にパソコンを買い替えることになった理由は、VISTAのアップデートをかけた際に、いわゆる無限再起動に陥り、パソコンが壊れてしまったためだった。

その時点で4年使っていたから、買い替え時かと思い情報を収集した。そして、メーカー製のウィンドウズ8PCにするか、宗旨替えしてMacbookにするか悩んだ。

当時はウィンドウズ8が出て少し経った頃で、まだBTOなら7PCも売っていたのだが、大手メーカー製を選ぶ場合、8一択であった。

結局、エクセルを中心とするMSOfficeを継続して使いたいということ、パソコンにさほど詳しくない家族で共有するPCとなることを理由に、マックではなく富士通のウィンドウズ8搭載PCを買ったのだった。

だが、すぐに後悔することになった。新OSの8は、使い勝手が非常に悪かったのだ。7の完成度はどこに行ったの?と思うぐらいに洗練されていないつくりで、いじる度にイライラした。チャーム、スタート画面、フォトアプリ、全てがゴミだった。デスクトップ中心に使うユーザーを完全に切り捨てたつくりだった。こんなものを「7の次だよー進化したよー」と売りつけるなんてMSは頭がどうかしているか、ユーザーを舐めているのだろうと思った。

だが新しいPCをいきなり投げ捨てるわけにもいかず、我慢して家PCとして使っていた。だが、ネットで本格的に調べ物をしたり、エクセルを使う以外は、PCにはほとんど触らなくなった。使うたびに不快になるOSを搭載したPCとじっくり向き合うなんてお断りなのだ。2013年から2015年にかけては、スマホタブレットの機能が格段に向上し、我が家のwifi環境も整ったことで、ノートパソコンのプレゼンスは徐々に低下していった。

そして2016年春。ついに我が家のPCをウィンドウズ8から8.1へ。そして10へ進化させる決意がついた。アップデートがうまくいくことを祈る・・・。