屍鬼

村は死によって包囲されている――。

 

イケている序文から始まるこの小説を初めて読んだのは10数年前。地元への転居を控えた友人から格安で譲り受けた本一式の中に含まれていた。

 

久方ぶりに再読。またまたぐいぐいのめりこんでしまった。4・5巻は一日で読んでしまった。おかげで、病気で規則正しい生活を心がけなければならないというのに、昨日は2時前まで夜更かししてしまった。ふぁああ。

 

で、基本的には「静信氏ね(苛々)!」という感想は変わらなかったのだが、でも、以前よりはほんの少し、彼のというか、屍鬼側の苦しみやら理屈やらも分かった気がした。それは私が病気によって異端になったからかもしれない。

 

そういえば、藤崎竜が、銀河英雄伝説を漫画を連載開始していた。いつか読もう。